建築家の自邸
THE ARCHITECT’S HOUSE

建築家 小野明の自邸
元々、小野明の設計で建てられた自邸でしたが、2018年の西日本豪雨により二階の床下まで浸水、全壊判定を経て、その後再設計し一年をかけて復旧したものです。
当時はまだ豪雨による洪水、浸水の被害を受けた建築をどのようにして復旧するかという資料や研究はほとんどなく、全て手探りでの作業となりました。
被害は甚大でしたが、これにより雨漏りや浸水、水により被害を受けた建築の復旧を実体験をもって学び、その手法に絶対的な知識と自信を持つことになりました。
この経験は、その後の古民家再生の仕事において、屋根、外壁、地下からの浸水による木造建築の被害に対する復旧、その後の対策において、大いに役に立っています。
自邸においては、様々な材料や普及してきたカラーLED等の試験的採用、使用を経て、良いものはその後の古民家再生においても取り入れていきました。
























