A邸 (総社市)
築後200年経過した古民家です。
大変老朽化した日本瓦を石州瓦(釉薬瓦)に葺き替えました。
屋根地の痛みは激しく、交換もしくは補修の必要がありました。
屋根地は微妙に反らしてあり、寺社仏閣を工事するだけの技術が必要でした。
降り棟、みのこ(2段)等、意匠上、大変凝った造りとなりました。
Before
After
完成(下り棟と箕甲)
完成(棟、鳥休み瓦)
途中経過 〜作業風景〜
既存瓦撤去中
大量の土が入っていた
大量の土が入っていた
屋根を撤去した状態(北面)
屋根裏はシートで養生
屋根裏はシートで養生
新しい屋根板(桧板)を設置
傷んでいる古い屋根板を残し、部分的に補修
(南面)
(南面)
部分補修した上で、合板を貼り込んだ状態
(南面)
(南面)
ルーフィングに桟木を設置
間に木を挟み、屋根地高さを調整
間に木を挟み、屋根地高さを調整
棟土
セメントと屋根土をたっぷりと入れる
セメントと屋根土をたっぷりと入れる
棟の施工
一直線に糸を引いて通りを通す
一直線に糸を引いて通りを通す
築後200年が経過し、傷みが激しい状態