三輪の家 古民家再生



築後100年以上経過した古民家を再生しました。
再生範囲は、母屋、中庭門、南門、袖塀、東離れと
広範囲に渡りました。


母屋の壁には、珍しい六角形の腰瓦が使われており、
破損しない様、事前に丁寧に取り外し、ナンバリングをし、
復元しました。
破風板には、立派な懸魚(げきょ)が装飾されており、
シクイで補修しました。

また矢切には、100年前の職人さんによる鏝絵(こてえ)が
描かれており、傷をつけないよう、細心の注意を払い
施工しました。


母屋と東離れの屋根は石州瓦で葺き替え、、
中庭門、南門、袖塀においては、
日本瓦で葺き替えをしました。

その後、袖塀は壁の補修をし、東離れは壁の塗装を行いました。


施主様が大切にされている、由緒正しきお屋敷に伝わる、
ご先祖様や当時の職人さんの想いを大切に、元の面影のまま、
再生を行いました。


□ 場所 : 総社市
□ 構造 : 木造階建て
2017






































改修前の状態







Before & After


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